オンライン講演会(特別回)世界が向かうカーボンニュートラルな社会を知ろう

日本初

アートNPO「Land Art Generator Initiative(以下LAGI)

サステナブルデザイン領域で世界最大級のイベントを主宰する「LAGI」による、日本 / 大分の高校生に向けた、世界が向かう脱炭素社会と暮らしを考える講演

オンライン講演会(特別回)は終了しました。
開催レポートはこちらから
<英語実施(通訳あり)
⽇時 2022年8月6 日(土)10:00~11:30
場所 オンライン(Zoomウェビナー)
応募期間 2022年7月11日(月)~7月31日(日)

LAGIとは

社会全体でカーボンニュートラルの実現を目指す上で、再生可能エネルギー発電施設のデザイン・建設に、地域住民が参加することはきわめて重要です。現状、地域社会や自然環境を無視した乱開発により調和が失われ、カーボンニュートラル実現への推進力が不十分です。
LAGI は、発電施設を、地域住民や世界の専門家(建築・エネルギー・アート分野)と共創して、パブリックアート作品として提案します。その過程と成果を通じて、シビックプライドを高め、教育の機会をつくり、地域の住み心地や経済、文化の発展に貢献します。そして、再生可能エネルギーの発電を通じて、あらゆる家庭に公平にクリーン電力を供給しながら、カーボンニュートラル社会への移行を加速させます。
LAGI概要

共同創設者

  • ロバート・フェリー(建築家)

    USGBC(米国グリーンビルディング協会)によるLEED認定プロフェッショナル資格を持つ建築家であり、LAGIの共同創立者の一人です(カーネギーメロン大学卒)。20年間にわたるコンサルタントとクライアント両面の実務経験を持ち、米国で10年間、持続可能な都市開発の設計とプロジェクト管理に携わった後、アブダビで4年間、大規模な商業プロジェクトのコンサルタントとして活躍。建築物がネットゼロを超えて周辺都市のエネルギー需要に貢献する方法に着目し、気候変動に対する包括的な解決策として、建築と都市デザインが担う役割を提案し続けています。また、建造物一体型再生可能エネルギー技術の限界に挑戦したコンセプトデザインに関する書籍も数多く出版しています。

  • エリザベス・モノアン(アートディレクター)

    アートや市民コミュニティ視点からLAGIを下支えする共同創立者です(カーネギーメロン大学卒)。彼女は、都市、大学、企業、芸術団体、そして市民コミュニティと連携し、それぞれの地理的・社会的・歴史的な制約条件を踏まえながら、再生可能エネルギーの導入方法をきめ細かにデザインしています。「再生可能エネルギーの美学」や「気候変動への解決策を提供する上でのアートの役割」というテーマについて、世界各地で出版、展示、発表を行っており、彼女のリーダーシップの下、LAGIは複数の米国国立芸術基金を獲得。2015年にはJ.M.カプラン基金から『J.M.K. Innovation Prize』を受賞しました。